10月2日(月)よりインフルエンザの予防接種を受け付けます。
予防接種は月・土(第2土曜を除く)の11:00-13:00、16:00-18:00(土曜日は17:00まで)に行います。
1回3,600円、開院時間内にお電話で受付いたします(0465-21-6313)。
ワクチン供給の関係上、1日6名までとさせていただきます。
また体調不良などで予約をキャンセルされる場合は必ずお電話いただきますよう、よろしくお願いいたします。
既にインフルエンザが流行しておりますので、お早目の接種ご検討下さい。

寄り添う医療で、健やかな日々をともに
重要なお知らせ
初診は予約制となりますので、下記より予約をお願いします。
予約システムがご利用になれない方、また予約を変更される方はお電話にてご連絡ください。
→0465-21-6313
電話受付時間は開院日の9:30-13:00 14:30-18:00(水曜は14:30-18:00のみ、土曜は14:30-17:00まで)となっております。
※最終受診後から4ヶ月以上経過した方も初診となりますので、こちらから予約ください。
診療カレンダーについて
詳しくはこちらをご覧ください。診療再開のご案内
2023/04/03
昨年7月以降院長の長期療養に伴い休診とさせていただいておりましたが、この度、新たに東邦大学より中村祐三医師を迎え、令和5年4月17日より段階的ではございますが診療を再開する運びとなりました。
休診の間、ご通院中の皆様をはじめ地域の方々には大変ご不便とご迷惑をおかけ致しましたこと心よりお詫び申し上げます。
当面は中村医師が中心に診察にあたります。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
院長 髙井 智子
重要なお知らせ
令和5年7月1日より、健康保険法の診療報酬算定に基づき、「医療情報・システム基盤整備体制充実加算3」を算定します。
「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」は、保険医療機関において、患者さんの薬剤情報や特定健診情報等の診療情報を活用して、質の高い医療を提供する体制について評価するものです。
受付時には、正確な情報を取得・活用するためマイナ保険証(マイナンバーカード)によるオンライン資格確認等の利用にご協力をお願い致します。
当院はオンライン資格確認について、以下の体制の整備を行っています。
- オンライン資格確認を行う体制
- 薬剤情報、特定健診情報その他必要な情報を取得・活用
ブログ
こんにちは、心療内科医のゆうです。
今日は対象喪失反応・悲嘆についてお話したいと思います。対象喪失反応とは「愛着を持っている物・人を失った」際に現れる反応で、生きている限り必ず経験する当然の心の動きです。更にその失ってしまったことについて嘆き悲しむ反応を悲嘆と呼びます。悲嘆には「予期悲嘆」「単純悲嘆」「複雑性悲嘆」の3つがありますが、予期悲嘆や単純悲嘆は自然な反応である一方、複雑性悲嘆は病的悲嘆と呼ばれ、積極的な治療の対象となります。
さて、この対象喪失や悲嘆の治療は?と言われると、一番は「時間が解決する」ことになります。時間が経つとともに、失ったものがない生活に自身の生活が再構築され、それでまた「前を向かって」歩んでいくことが出来るようになります。しかし「じゃあ次に行ってみよう」と割り切ることは簡単ではありません。割り切るには「喪の作業」という心の整理が必要となります。日本では、この喪の作業にあたるのが葬儀や法事、お盆になるのではないかと思います。亡くなった人との思い出の時間は止まっているのに、自らは止まらない時間に急かされるように無理やり生き続けなくてはならない、歩み続けなければならないという試練から解放され、思い出の時間に浸れるのがお盆であり、それこそが喪の作業になります。それでも悲しみが止まらない、整理がつかない時はクリニックにいらっしゃってください。
こんにちは、心療内科医のゆうです。
今日は睡眠についてお話したいと思います。そもそも睡眠とは「頭を休ませる」「体を休ませる」「記憶を定着させる」「成長する」という重要な働きを持っています。思春期の場合、後半2つが最も重要となりますが、25歳以上では主に前半2つが睡眠の主な働きになるのではないかと思われます。
よく適切な睡眠時間は?ということを質問されますが、現在でもこの適切な睡眠時間の研究が行われていて、確立された睡眠時間はありません。ただ少なくとも短すぎ(6時間以下)や長すぎ(10時間以上)はその後の予後に影響があるようです。
さて今の時期(梅雨~初秋)は睡眠の質が落ちやすくなりやすい時期です。睡眠の質を上げるためには寝具や寝始める環境が重要となります。人間は普段の体温より少し低めの状態になると眠くなりやすく(眠りが持続し)、普段の体温まで体が温まると目が醒めます。つまり寝ている間に体温が上がると途中で体温が上がり、中途覚醒に繋がってしまいます。そのため、この時期の睡眠環境は、寝室の温度や湿度に気を遣う、寝る前のシャワーは「冷たすぎず、熱すぎず(イメージとしてはシャワーで熱を少し逃がす感じ)」、アルコールは控える、というのが原則です。クリニックにご来院いただいた際には、一緒に適切な睡眠の方法を考えていきましょう。
こんにちは、心療内科医のゆうです。
今日はカフェインについてお話したいと思います。
実は私も毎朝必ずコーヒーを飲みます。眠気を抑え、「起きない頭」を起こすことが目的です。カフェインはコーヒーだけでなく、緑茶などの茶類など、幅広い食品に含まれています。カフェイン摂取は良い側面もある一方で、摂取量が多いと毒にもなります。
以前の論文で、毎日1杯のコーヒーを飲む人は飲まない人より自殺リスクが少ないと言われていました(詳細は忘れましたが)。また眠気を抑制する作用、利尿作用などもあります。また日中に数分(大体15-30分程度)の仮眠を取りたい時、寝る前にコーヒーを飲むと、カフェインの効果が効き始めた頃に目が覚めるため、寝すぎることがなくなります。
一方でカフェインは心拍数の増加、興奮などの作用があり、過剰に摂取した場合には中枢神経系の刺激によるめまい、不安などが出ることがあります。パニック症や片頭痛がある方は症状が誘発されやすくなるため、摂取には注意が必要です。また利尿作用が強いため、必要以上に体外へ水分が排出されるのでカフェイン以外の水分補給にも気を配る必要があります。適正な摂取量は米国疾病予防管理センター(CDC)によると、1日2-400ml程度とされています。ただし、個人の体質や健康状態によっても異なる場合がありますので、クリニックにご来院いただいた際には、一緒に適切な摂取方法や量を考えていきましょう。
こんにちは、心療内科医のゆうです。
今日は精神療法についてお話したいと思います。
心療内科・精神科の診察というと、「お話聞いてくれて」「薬出して」というイメージが強いかと思います。特に心療内科の場合は、たくさんお話聞いてくれて・・・というイメージを持っている方がいるのではないか?と思われます。しかしこの「お話を聞く」というのも治療の一環であり、目的があります。そのためどんなお話でもいい、というわけではありません。精神療法には支持的精神療法、ブリーフセラピーや認知療法などがあり、その患者さんに合わせてどの治療を行うかを決めています。
ただ実際の診察場面では一人一人の患者さんに多くの時間を割くことが出来ないため、支持的精神療法をコンパクトに行っている場合が多いのではないかと思われます。一方で十分に時間が割かれていない診察は「何か雑に扱われているのでは?」と思われる患者さんもいらっしゃるかもしれません。しかし患者さんにとって一番重要なのは「十分に時間が割かれていること」ではなく、「伝えたいこと・聞きたいことを漏れなく主治医に伝えられて、確認が取れたこと」ではないでしょうか? 診察時間内に十分に伝えきれていない、と感じる患者さんには次回の診察までの間に気付いたことを適宜メモしてもらい、それを持ってきていただくことをおすすめしています。クリニックにいらっしゃった際はそのメモを見ながら、症状の改善方法を一緒に考えていきましょう。
こんにちは、心療内科医のゆうです。
今日は愛着障害についてお話したいと思います。
愛着障害とは乳幼少期に様々な理由で養育者との情緒的交流、愛着形成が上手く出来ず、大人になってから精神的な問題が発生してしまう障害です。Bowlbyの発達理論によると、幼少期は安全基地である親の保護を受けながら、色々な経験をして、不安になれば安全基地である親の元へ戻り、また冒険する、という過程を繰り返して成長していきます。でもその安全基地が不安定だと、子どもは安心することが出来ない=安定した精神的成長が妨げられます。
また子どもは親に「愛されること」「褒められること」を常に期待しています。だから褒められるために色々なことをします。
しかしその時に親がいつも褒めるのではなく、その時に親の気分によって褒める場合や「なんでこんなことやるの!」と叱る場合がある時、同じ行為であっても自分の嫌いな「叱る」という行為に至った理由を探す、つまり子どもは親の「顔色を伺う」ようになるわけです。
それが大人になってからも続き、外に出ても周りの人の反応をみながら、正解である反応、「優等生」の答えや発言をしようと頑張ります。それが、自分の意図と逆であっても、です。
もし自己表現ができない、生きづらさを感じているなら、一度クリニックにいらっしゃって、ご相談ください。
症状の改善方法を一緒に考えていきましょう。
お知らせ
2023/07/24
中村祐三医師によるブログをアップしました。
2023/07/13
小田原市の特定健診・がん検診等、各種健診を実施しております。
お気軽にお問い合わせください。
医師紹介

院長 髙井 智子
身体とこころの両面から一人の方を総合的にサポートします。
体調不良の場合、体の病なのか心の病なのか判然としない場合が多くあります。
当院では身体面の内科的アプローチ、心の面の心理学的アプローチの両面から症状の要因を明らかにして、それぞれの患者様に合った治療を提供します。
当院のご案内

月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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10:00~13:00 (初診は受付12:30まで) |
◯ | × | × | × | ◯ | ◯ | × |
15:00~18:00 (初診は受付17:30まで) |
◯ | × | ◯ | × | ◯ | ★ | × |
★・・・15:00~17:00(初診は受付16:30まで)
休診:火曜、水曜午前、木曜、日曜、祝日
交通アクセス
電車でお越しの方 | JR東海道本線、小田急小田原線、伊豆箱根鉄道大雄山線、箱根登山鉄道「小田原駅」東口から徒歩5分。 |
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お車でご来院の方 | 1時間:300円 最大で:600円 お支払いいたしますので、駐車券の提示または、駐車場ご利用の旨を受付時に申し出てください。 |