小田原市栄町の高井内科クリニック|内科・心療内科

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〒250-0011神奈川県小田原市栄町2-12-45 
神奈川県小田原市栄町2-12-45 村幸ビルONE 1F

寄り添う医療で、健やかな日々をともに

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重要なお知らせ

初診は予約制となりますので、下記「ネット予約する」をクリックし、ネットからの予約をお願いします。

予約システムがご利用になれない方、また予約を変更される方はお電話にてご連絡ください。
0465-21-6313
電話受付時間は開院日の9:30-13:00 14:30-18:00(水曜は14:30-18:00のみ、土曜は14:30-17:00まで)となっております。
※最終受診後から4ヶ月以上経過した方も初診となりますので、こちらから予約ください。

クリニックの公式X(旧Twitter)を立ち上げました。

開院や休診情報などを随時お知らせいたします。
下記URLをクリックしてください。
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診療カレンダーについて

詳しくはこちらをご覧ください。

重要なお知らせ

10月2日(月)よりインフルエンザの予防接種を受け付けます。
予防接種は月・金・土(第2土曜を除く)の11:00-13:00、16:00-18:00(土曜日は17:00まで)に行います。
1回3,600円、開院時間内にお電話で受付いたします(0465-21-6313)。

ワクチン供給の関係上、1日6名までとさせていただきます。
また体調不良などで予約をキャンセルされる場合は必ずお電話いただきますよう、よろしくお願いいたします。

既にインフルエンザが流行しておりますので、お早目の接種ご検討下さい。

令和5年7月1日より、健康保険法の診療報酬算定に基づき、「医療情報・システム基盤整備体制充実加算3」を算定します。
「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」は、保険医療機関において、患者さんの薬剤情報や特定健診情報等の診療情報を活用して、質の高い医療を提供する体制について評価するものです。
受付時には、正確な情報を取得・活用するためマイナ保険証(マイナンバーカード)によるオンライン資格確認等の利用にご協力をお願い致します。

当院はオンライン資格確認について、以下の体制の整備を行っています。

  • オンライン資格確認を行う体制
  • 薬剤情報、特定健診情報その他必要な情報を取得・活用

ブログ

こんにちは、心療内科医のゆうです。多くの患者さんが、ブログをきっかけにメモを持参して頂き、日々の診察や待ち時間の短縮につながっています。ご協力頂き、誠にありがとうございます。今回は心因性嘔気・嘔吐症についてお話したいと思います。
心因性嘔気・嘔吐症は正式な病名ではなく、正確には中枢性嘔気・嘔吐症と呼ばれます(これも正式な病名ではありません)。他には嘔吐恐怖などとも呼ばれます。この疾患は器質的異常や精神的異常(例えば適応障害など)を認めないにも関わらず、吐き気や嘔吐、他人が吐いている場面を見て自分も気分が悪くなるなどの症状が長期間続く状態を指します。その結果、食欲不振や乗り物酔いなどの問題が生じます。抗がん剤治療や他の疾患の治療中に嘔気が生じた場合でも、それらの治療が終了した後も嘔気が続く場合は、この疾患の可能性を疑います。先日、ある芸能人がネット記事でこの疾患について話されていましたが、この疾患は薬物療法がとてもよく効くので今回ブログに取り上げました。
当院では薬物療法と並行してその奥底に隠れている心理面からのアプローチを行い、薬なくても症状がなくなったと判断した時点で終診といった治療の流れになります。
もし嘔吐恐怖で困っている場合は一度クリニックにいらっしゃってください。

家族の話

こんにちは、心療内科医のゆうです。今回は家族力動(family dynamics)についてお話したいと思います。家族力動とは、家族全体を1つの治療単位と捉え、家族の機能や問題点に焦点を当てるアプローチです。家族は血縁の有無に関わらず、様々な感情が生まれ、協力や対立が生じる集団でもあります。その力動を理解し、治療に活かすことが目的です。
例えば、両親、子供の3人家族を考えてみましょう。子供の受験に両親も一緒になって頑張る、という場面では家族力動は一つの目標に家族全員が向かっているため、力動は一方向になります。一方で子供の進路や生き方に対して、子供の意に反して両親が「こうあるべきだ」と押し付ける力が子供に向かう形となります。もし子供に反発する力があるならば、両親の力に反発する形となりますし(反抗期)、昔から子供の反発を抑えつけるように育ててきたならば、子供には外に向けて反発する力がないので、内面に反発する力が働くようになります。これが心理的な影響を与え、摂食障害や持続的な抑うつ状態につながることがあります。
では家族力動を考えるとき、「親が悪い」のでしょうか?実は親が子供に接する態度は親自身が上の世代から引き継いだ結果である可能性があります。そのため、親を責めるだけでは問題解決には繋がらないことがあります。そのため、家族力動を考えるとき、私は患者さんやご両親に「お互いの思いがズレてしまっているので、それを合わせることが目的」と伝えています。そのような姿勢で親も子供もすり合わせていくことが一番の手がかりとなります。
もし家族の問題で困っている場合は一度クリニックにいらっしゃってください。

朝がつらい

こんにちは、心療内科医のゆうです。
皆様には日頃から診察の際にメモをお持ちいただき、診察や待ち時間の短縮につながっています。ご協力いただき、誠にありがとうございます。
今日は起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation;OD)や季節性感情障害(Seasonal Affective Disorder;SAD)についてお話ししたいと思います。この2つの病気は全く別物ですが、共通するのは「起きるのが辛い」「午前中がだるい」という点です。ODは主に小児から思春期にみられる症状であり、こういった子供に多い、という特徴はありません。ODは原因不明の自律神経機能不全によって生じるとされています(決して心の問題やなまけ病ではありません)が、感染症後に多く認める印象があります。一方でSADは別名冬季うつと呼ばれていて、うつ病の一つとなります。しかし、過眠(通常のうつ病では不眠)、食欲が増す(通常のうつ病では食欲低下)、春になると回復するという点が通常のうつ病とは異なります。SADの原因は日照時間の不足が原因であるため、日照時間が短くなる冬場に症状が強くなるわけです。そのため、なるべく朝起きて日に当たる(家の窓際で過ごすだけでも有効です)ことが大切です。どちらの疾患も症状により、日常生活に支障を来すことが問題となります。またODやSADと思われていて、実は別の疾患が隠れている場合もあります。もし自分や家族がこれらの症状に当てはまるようでしたら、一度クリニックにいらっしゃってください。

薬の話

こんにちは、心療内科医のゆうです。
多くの患者さんが、ブログをきっかけにメモを持参して頂き、日々の診察や待ち時間の短縮につながっています。ご協力頂き、誠にありがとうございます。
今日は薬物療法についてお話したいと思います。精神科・心療内科分野の薬物療法は主に症状を減らすことを狙いに処方しています。うつ症状なら抗うつ薬となりますが、抗うつ薬も複数の種類があり、基本的にはその患者さんの病前性格を考慮して処方します。問題は精神科・心療内科系の薬はポリファーマシー(多剤併用)になりやすい、という点です。よくあるのが、眠れないので睡眠薬①→+睡眠薬②を追加・・・と次々と処方が増えていくケースが良くみられます。
精神領域の薬物療法の基本は「最低限の種類で効果域まで量を上げる」こと、またこれは私見ですが、処方変更はあくまでも「足し算(新しい薬を追加)」ではなく、「引き算(新しい薬を追加した分、何か薬を止める)」を目指すことがポリファーマシーを防ぐことになるのではないかと思われます。
よく抗精神病薬に対する抵抗感の話を聞くことがありますが、例え漢方薬でも複数用いると低カリウム血症などの重篤な副作用を引き起こす可能性があります。大切なのは症状に対して、適切な薬が適切な量で使用されているかどうかです。もし現在の処方薬に疑問などがありましたら、ぜひクリニックにいらっしゃってください。

お盆です

こんにちは、心療内科医のゆうです。
今日は対象喪失反応・悲嘆についてお話したいと思います。対象喪失反応とは「愛着を持っている物・人を失った」際に現れる反応で、生きている限り必ず経験する当然の心の動きです。更にその失ってしまったことについて嘆き悲しむ反応を悲嘆と呼びます。悲嘆には「予期悲嘆」「単純悲嘆」「複雑性悲嘆」の3つがありますが、予期悲嘆や単純悲嘆は自然な反応である一方、複雑性悲嘆は病的悲嘆と呼ばれ、積極的な治療の対象となります。
さて、この対象喪失や悲嘆の治療は?と言われると、一番は「時間が解決する」ことになります。時間が経つとともに、失ったものがない生活に自身の生活が再構築され、それでまた「前を向かって」歩んでいくことが出来るようになります。しかし「じゃあ次に行ってみよう」と割り切ることは簡単ではありません。割り切るには「喪の作業」という心の整理が必要となります。日本では、この喪の作業にあたるのが葬儀や法事、お盆になるのではないかと思います。亡くなった人との思い出の時間は止まっているのに、自らは止まらない時間に急かされるように無理やり生き続けなくてはならない、歩み続けなければならないという試練から解放され、思い出の時間に浸れるのがお盆であり、それこそが喪の作業になります。それでも悲しみが止まらない、整理がつかない時はクリニックにいらっしゃってください。

お知らせ

ブログ更新

2024/03/11

中村祐三医師によるブログをアップしました。

 

 

2023/07/13

小田原市の特定健診・がん検診等、各種健診を実施しております。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

医師紹介

院長 髙井 智子

院長 髙井 智子

身体とこころの両面から一人の方を総合的にサポートします。

体調不良の場合、体の病なのか心の病なのか判然としない場合が多くあります。

当院では身体面の内科的アプローチ、心の面の心理学的アプローチの両面から症状の要因を明らかにして、それぞれの患者様に合った治療を提供します。

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当院のご案内

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医院名医療法人 丸九 高井内科クリニック

住所〒250-0011
神奈川県小田原市栄町2-12-45 村幸ビルONE 1F

TEL0465-21-6313

10:00~13:00
(初診は受付12:30まで)
× × × ×
15:00~18:00
(初診は受付17:30まで)
× × ×

・・・15:00~17:00(初診は受付16:30まで)
休診:火曜、水曜午前、木曜、日曜、祝日

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交通アクセス

電車でお越しの方 JR東海道本線、小田急小田原線、伊豆箱根鉄道大雄山線、箱根登山鉄道「小田原駅」東口から徒歩5分。
お車でご来院の方 1時間:300円
最大で:600円
お支払いいたしますので、駐車券の提示または、駐車場ご利用の旨を受付時に申し出てください。
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